ナイトワークに関して掲示板に書込まれたレスを削除する方法。
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インターネット上の掲示板は、匿名でされることから、きつい表現での書き込みや誹謗中傷がされることがあります。
中でも、ナイトワークに関係する掲示板（ホスラブ、爆サイなど）では、ナイトワークをされている方の人権を踏みにじるような書き込みがされることが多く、中には、心無い書き込みをされ続けて、心を病んでしまった、という方もいらっしゃいます。
また、ナイトワークに関する根拠のない書き込みにより、売り上げが減少してしまうなどの不利益を受けることもあります。
そこで、以下では、そのような掲示板への書き込みを削除する方法をご説明します。
自分で削除を依頼する方法
ホスラブ、爆サイなどでは、削除依頼のフォームが設けられています。それぞれに、削除依頼の方法や、どのようなスレッドであれば削除するかなどの注意事項が記載されていますので、そちらを確認しながら削除を申し込む方法があります。
ホスラブの投稿を削除する方法について
フォームに従い、スレッド番号、レス番号、削除理由などを記入します。
削除理由
削除されるものについては、個人情報が関係しているものはフォームからの請求で比較的削除されるようですが、誹謗中傷についてはやや厳しめなようです。
削除依頼に関する注意事項
削除依頼内容は、削除依頼履歴にて公開されることとされていることです。 実際、削除依頼履歴を見ると、多くの削除依頼が公開されています。
そのため、ここに個人情報等を書き込まないよう細心の注意が必要です。
爆サイの投稿を削除する方法について
削除依頼フォームに従い、スレッドナンバー、スレッドタイトル、レス番号、通報区分、（お名前）、メールアドレス、削除依頼理由を記載します。
こちらについては、ホスラブと違い、削除依頼理由は公開されていないようです。
削除理由
爆サイの利用規約に反する場合、削除が認められ、個人情報や名誉毀損については削除する方針とされています。
削除は弁護士に依頼する？メリット・デメリットを検討
自分で削除する場合のメリット、デメリット
ご自身でフォームから削除する場合、その場ですぐにご自身で対応することができます。また、費用が掛からないメリットもあります。
しかし、削除理由をきちんと記載する必要や、記載に当たりつい感情的になってしまい、結果的に削除してもらえないというケースもあります。
ただし、フォームからの削除請求で削除されるかは、掲示板の管理人の判断となるため、削除に応じないケースもあります。
弁護士へ削除請求を依頼するメリット、デメリット
弁護士へ依頼する場合、やや費用は掛かりますが、適切な削除理由を記載したうえで依頼し、削除されない場合にはその後に法的手続きをとることで、スムーズに削除することができます。
また、削除依頼フォームからは削除できないものであっても、法律上は削除が認められるケースに関しては、弁護士に依頼せずに削除することは困難です。
削除とともに、書き込みをした者を特定したい場合
同一人物が書き込みを続けていると思われるケース
嫌がらせの書き込みが続く場合、同一人物による書き込みの可能性も考慮しないといけません。
そして、嫌がらせに削除請求で対処するのみでは、いたちごっことなってしまうため、書き込みをした者を特定して法的な対応をとることを考える必要があります。
各掲示板は、削除請求フォームはあっても、開示に関してはなかなか応じてもらえず、特定までするには弁護士へ依頼する必要があるといえます。
書き込みをした者を特定するまでの流れ
書き込みをした者を特定する流れとしては、以下の２つの法的手続きが必要です。
- 爆サイ、ホスラブへ、発信者情報開示仮処分を申し立て、書き込みをした者のIPアドレス等の開示を受ける。
- IPアドレス等から、書き込みをした者が利用するインターネットプロバイダを特定し、そこに対して発信者情報開示請求訴訟を提起する。
上記により、書き込みをした者を特定したうえで、さらに損害賠償請求などを提起することになります。
書き込みを削除したいとお考えの方は、弁護士へご相談も検討してください。
インターネット上の書き込みは、きちんと削除し、必要があれば発信者を特定して法的手続きなどを取ることも考えるべきです。
手続きについてご不明な点があれば、弁護士へご相談ください。