離婚を弁護士に依頼するタイミング7選

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 離婚しようと思っても、どのタイミングで弁護士に相談すればいいか悩まれている方は多いのではないでしょうか。

 周りの方に相談したら、弁護士に依頼した方がいいとアドバイスを受けても、実際にいつ相談すればいいのか、わからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そこで、弁護士が考える、離婚を弁護士に依頼するタイミングを解説します。

離婚について話し合いを行う前

 離婚の話し合いをしようと思うのだけれど、何を決めればいいのか。事前にどういった準備をすればいいのか。どういえば離婚してもらえるか、離婚したくないといわれたらどうすればいいのか、など、考えなければいけないことが一番多い時期です。

 このタイミングでご依頼いただくことで、あなたの代わりに離婚について相手方と話し合いを行いますので、気持ちの上でも楽になります。

 ご自身で話したいと考えられている方にとっても、離婚の話し合いをどのように進めるのかについて、相談し、アドバイスを受けながら進めることができますので、安心して話し合いに臨むことができます。

 実際、多くの方から、離婚についての話し合いを行う前にご相談いただいております。

別居する前・別居中

 離婚についてお話合いを行ったけれども、離婚届にサインがもらえず、とりあえず別居をすることにした、一緒にいることがつらくなったので、子どもを連れて家を出てしまった、などで別居を開始した時期です。

 皆様、直接話をするのはいやだし、この後どうすればいいかと悩んでいらっしゃいます。

 このタイミングでご依頼いただければ、直接相手と話し合いを行わず、有利に離婚についての話を進めることができ、安心して離婚することができます。

調停をする前

 話し合いがまとまらず、家庭裁判所の手続きである離婚調停の申し立てをする前の時期です。

 このタイミングでご依頼いただければ、家庭裁判所へ提出する申立書の作成から、調停手続きへの同行、裁判所へ説明するための文書の作成や、調停での交渉や今後の戦略までサポートを受けられ、安心して離婚調停を進めることができます。

突然離婚を切り出されたとき

 突然配偶者から離婚を切り出されて、どうすればいいのかわからない状態の時期です。

 弁護士へご相談することで、自分の考えをまとめることができ、またご自身が置かれている状況を整理したうえで、ご希望に沿った形で離婚するかどうかを含めて、話し合いを進めることができます。

調停が始まったあと

 調停委員と話をしたが、全然こちらの話を聞いていくれない、相手のペースで進んでしまっていて、どうしていいかわからない時期です。

 調停中にご相談いただく方のお悩みのほとんどは、このケースです。

 弁護士を代理人として同行させ、こちらの主張を明確に伝え、相手や調停員の話で筋が通らないところをはっきりと指摘することで、調停の流れをこちらに引き戻すことができます。

相手に弁護士がついたとき

 相手方に弁護士がついて、弁護士から連絡があった場合には、弁護士と交渉を進めなければいけないことになります。法律上の知識や実務の運用に熟知し、また交渉にたけた弁護士がついた場合、その後の交渉は非常に厄介です。

 この場合には、こちらも弁護士に依頼することで、弁護士の法律上の知識や実務の運用を利用しながら、離婚の話し合いを対等な力関係で行うべきです。

離婚の裁判をしたいとき

 調停までは自分でやったが、離婚できなかった。裁判をしたいが、自分一人で裁判をするのは不安がある、という時期です。

 離婚の裁判をご自身で行うのは非常に難しいですので、弁護士へ依頼すべきです。