常に鞄に本棚を|kindle paperwhiteの活用法
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以前、kindle paperwhiteを購入した記事を書きましたが、最近、また改めてkindle paperwhiteを購入しました。3台目です。
そこで、今回は、新しいkindle paperwhiteの感想や、私の普段のkindle paperwhiteの活用法をご紹介します。
以前の記事はこちら
新しく購入した理由
以前の記事で、購入した動機としてkindle paperwhiteに防水機能がついており、お風呂で読書ができるからと記載し、実際にお風呂で使ってみました。
その結果、1年程度で液晶に白い線が入り始め、その後は徐々に線が増えていき、数か月後には立ち上がらなくなりました。
AIによれば、防水機能が想定しているのとお風呂の環境が違い、特に湯気などが悪影響を与えるとのことでした。
その後は携帯電話のkindle アプリで読書をしていたのですが、やはり不便さを感じ、kindle paperwhiteを購入しました。
携帯電話のkindleアプリとの差
携帯電話のkindleアプリとの差ですが、やはり、長時間の読書となると、目に対する負担が大きく変わってきます。
読書が好きな方は、本を読み始めると1時間程度は読み続けたり、電車に乗ってすぐに読み始め、目的駅に着くまでの数十分をずっと本を読んで過ごすということもあると思います。
携帯電話のkindleアプリの場合には、その時間ずっと携帯電話の画面に集中することになり、目が疲れます。
kindleのモニタも変わらないと思われるかもしれませんが、実際に使ってみると、kindle paperwhiteは、目の疲れ方が全く異なります。
kindle paperwhiteはe-inkという特殊な方法で出力しており、後ろから光らせる液晶方式ではなく本と同じように身の回りの光の反射で表示させているようで、目に優しいとのことです。技術的なことはあまりわかりませんが、使ってみれば携帯電話の画面と全く異なることは分かります。
また、画面が携帯電話より大きく読みやすいのも特徴です。画面は文庫本より少し小さい程度の大きさで、文字のサイズや行間など、多少調整ができます。文庫本をよく読む方ならそこまで違和感ない大きさです。
購入にあたっての不満
以前に購入したときは、まだ円安になる前だったので、セールの際に購入すれば、比較的お手ごろな価格で購入ができた記憶があります。
しかし、為替の影響で、今回購入した際はほぼ同レベルの機種で前回より1万円ほど高い金額でした。
仕方ないとはいえ、本体を買うお金でさらに本が買えると考えると端末を購入するにも躊躇がありました。
紙の本との使い分け
学術書は絶対に紙の本
読書については、根強い紙の本の愛好家がおり、私もkindleを購入した後も紙の本も購入しています。
以前の記事でも記載していますが、法律書や学術書など、繰り返し読みたいものや、特定のページを何度も読みたいものは、kindleでの読書にはあまり向きません。
ページをぱらぱらとめくりながら内容を確認し、目当てのページを見つけるという用途にははっきり言って不向きです。
小説、新書、ビジネス書はkindleでいい
これに対して、小説や新書、ビジネス書のように、前から順番に(または目次を見て目当ての章を)読んでいくのは全く支障ありません。
本をたくさん買うと、置き場所に困ったり、逆に読みたいと思ったときに奥の方にしまってしまいなかなか見つからないといったことがありますが、kindleであればタイトル(の一部)がわかっていれば、ライブラリを検索すればすぐ出てきます。
ただし、ビジネス書で図表がメインのものは、kindleだと図と本文を見比べづらいので、紙の本がいいと思います。
本を大量に購入するタイプの方はkindleが絶対おすすめ
また、kindleは、電車や出先など、場所を選ばずライブラリに保存した本が読めます。しかも、大量に保存しておけます。
本によって容量は異なりますが、小説や新書、ビジネス書を1冊5MB、漫画を1冊100MB前後とすると、現在主流の16GBモデルの場合には、小説や新書、ビジネス書は約3200冊、漫画は160冊入ることになります。
漫画メインで長期連載の漫画を大量に持ち歩くのであればやや心細いかもしれませんが、飽きたら一旦削除し読みたくなったら他のものを消してダウンロードすれば問題ありません。
私のkindleにも気分転換用の漫画が数十冊程度入っていますが、容量を圧迫して困るということはなく、購入して読んだものをそのまま入れっぱなしにして何の問題もありません。
ネットで買ってすぐ読める
テレビでおすすめの本が紹介されたり、ふと特定の著者の小説が読みたくなった場合、紙の本の場合にはamazonを利用しても到着は翌日です。
kindleであれば、今すぐダウンロードして、紙の本が到着する前に読み終わることもできます。
ポイントがついて新品の本よりお得
kindle本は定期的にセールをしていたり、ポイントがついて新品の本よりお得に購入ができます。
ただし、値段で比較する場合、古本には全然かないません。
出先で読みたいものが読める。
電車で移動したり、出先で少し時間が余ってしまった場合、読書で時間をつぶす方も多いと思います。
そのとき、kindleを持っていれば読みたい本が読めます。
本を持ち歩いていても、今はその本の気分じゃないということはしばしば起こりますが、kindleであればそのときの気分に合わせて読むことが可能です。
周りから見て何を読んでいるかがわかりづらい
一昔前のビジネス書であったり、かなり古い小説、大学生が読むような哲学書や海外小説など、人前で読みづらい本もkindleであれば表紙が見えないため安心して読めます。
弁護士の活用法
ちょこちょこ出かけることが多く、また待ち時間も発生するので、kindleがあると時間をつぶすのにちょうどいいです。もちろん携帯電話でメールチェックをしたり、調べ物やニュースを見ることもできますが、そこに読書という選択肢があるのは非常にいいですね。
また、ちょっとした調べ物で新書をみたいときなども、ネットですぐ購入しその場で読んで確認できるのはとても便利です。
本好きな人に多い、電子書籍への抵抗感
ここまでkindleの便利さをご説明し、紙の本との使い分けをご説明しましたが、読書が好きな方であればあるほど、電子書籍への抵抗感があるようで、読書好きに進めると微妙な顔をされます。
読書が好きで、昔から紙の本をたくさん読んできて、今でも読書を継続している方の方が、電子書籍に対する抵抗感や、紙の本との質感の違いなど、気になることが多いようです。
あと、昔のkindleは処理速度が遅く、本をめくるとき若干ラグが生じたので、その微妙な時間によって生じる違和感、抵抗感は確かにありました(今のkindle paperwhiteでは文字だけの本であればほとんど気になりません)。
敢えてkindleに乗り換える必要もないのですが、実際に使ってみると、小説や新書はkindleに乗り換えた方が楽だと本当に感じます。
むしろ、そこそこ本を読む程度の方や、漫画もそこそこ読むという方のほうが、kindleへの乗り換えはスムーズなのかもしれません。
まとめ
久しぶりにkindleを購入したので、使用感についてご説明しました。
もし購入を迷われている方がいらっしゃれば、参考にしていただければ幸いです。
あと、お風呂で使うのは全くお勧めしません。