2025年5月1日 / 最終更新日 : 2025年5月1日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ なぜ制度はなかなか変わらないのか。ルールと経路依存性 弁護士業務を行っていると、色々なルールについて、不合理であると感じることがあります。 特に手続き的な面でこの傾向は顕著で、お客様とお話をしている際に、合理的とは言えないのですがという言葉を飲み込みつつ、このようなルー […]
2025年4月30日 / 最終更新日 : 2025年4月30日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 暴力や暴言をしてしまった場合でも離婚できるますか?離婚を請求する側の暴力があったけれども離婚が認められた裁判例をご紹介します。 離婚を考えている方の中には、ご自身が過去に、配偶者の方に暴力をふるってしまったという方もいらっしゃるかもしれません。 特に、自身が家庭内で暴力や暴言をしてしまった場合、「有責配偶者」と判断されてしまうのでは…と不安に思う […]
2025年4月29日 / 最終更新日 : 2025年4月29日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 【解決事例】財産分与|離婚後の自宅居住確保と長期分割支払いに成功|40代女性のケース はじめに 離婚時において、配偶者名義の不動産に居住している場合、住居確保と財産分与が大きな課題となります。本件では、体調不良により就労が難しい依頼者が、離婚後の長期居住と財産分与を実現した事例をご紹介します。 事案の概要 […]
2025年4月29日 / 最終更新日 : 2025年4月29日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 【解決事例】妻が子どもを連れて一方的に出て行った事案|面会交流を実現し、財産分与も合意|夫側のケース はじめに 配偶者が子どもを連れて一方的に家を出てしまった場合、親権や面会交流の確保が大きな課題になります。本件では、夫側が適切な対応を取ることで、面会交流を実施し、財産分与等も合意に至った事例をご紹介します。 事案の概 […]
2025年4月29日 / 最終更新日 : 2025年4月29日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 【解決事例】夫が一方的に別居|養育費+生活費の上乗せを実現|妻側のケース はじめに 子どもが小さい状況で配偶者が一方的に別居し、離婚を求めてきた場合、生活基盤の確保が何より重要になります。今回は、専業主婦の妻側が、養育費に加え生活費の上乗せ支払いを獲得し、離婚を成立させたケースをご紹介します […]
2025年4月29日 / 最終更新日 : 2025年4月29日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 【解決事例】モラハラ離婚|夫が居住する自宅を売却し財産分与に成功|40代女性のケース はじめに モラハラ被害による離婚、特に「相手方が居住する自宅不動産の財産分与」は、交渉が難航しやすい問題です。今回は、40代女性からご依頼をいただき、夫との離婚に際し、協議による円満解決を実現したケースをご紹介します。 […]
2024年8月28日 / 最終更新日 : 2024年8月27日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 裁判例にあらわれた離婚原因 現在の日本の法律では、裁判で離婚する場合には、法律が定めるいわゆる離婚原因が必要です。そのため、話し合いや調停で離婚について合意ができず、裁判になった場合には、離婚を請求する側(原告)が、離婚原因について裁判所に主張・ […]
2024年7月5日 / 最終更新日 : 2024年7月5日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 本を読むのが苦手な人へ 多くの人が「読書は大切だ」と言います。しかし、実際に本を手に取るのが苦手な方も多いのではないでしょうか。 私も、高校生まではいわゆる読書は正直嫌いでしたし、今でも、本を読む期間と読まない期間がはっきりしていて、読まな […]
2024年5月30日 / 最終更新日 : 2024年5月30日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 共同親権。子どもの転居には相手方の同意が必要となることについて 先日、共同親権に関する民法改正案が可決され、共同親権が正式に導入されることとなりました。 いろいろな論点があり、お互いにやや特殊なケースを想定している感もあり、皆様意見を持っていることと思います。私も当然一個人の弁護 […]
2024年3月21日 / 最終更新日 : 2024年3月29日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 調停に代わる審判のご説明と東京家庭裁判所の運用について 先日、離婚調停が終了したのですが、その際に、裁判所から、理解しがたい運用について説明されたので、情報共有もかねて、ブログにて記載したいと思います。 特定を避けるため、具体的な内容については省略しますが、私が理解できな […]
2024年2月28日 / 最終更新日 : 2024年2月28日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 公正証書の作成で職業を聞かれるのはなぜ? 私は、ご依頼を受けた事件について、公正証書を作成することがしばしばあります。 離婚のご依頼であれば離婚給付等契約公正証書を作成しますし、不貞慰謝料の和解の際に公正証書を作成することもあります。 その際、いつも気にな […]
2024年1月22日 / 最終更新日 : 2024年1月22日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 弊事務所がベンナビに掲載されました。 弊事務所の代表弁護士中村正樹が株式会社アシロが運営する弁護士ポータルサイト「ベンナビ」に掲載中です。 ▼掲載中ページ ベンナビ離婚 ベンナビ ▼運営会社 株式会社アシロ 当事務所の特徴等も掲載しておりますので、ご相談をご […]
2023年11月28日 / 最終更新日 : 2023年11月28日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 有斐閣の『法律用語辞典』(法令用語研究会編)を買いました。 以前、前の版を購入していたのですが、自宅にしまい込んで探すのが大変だったのと、新しい版が出ていることもあり、購入しました。 せっかくなので、弁護士の使い方をご紹介します。法学部の学生さんなどで、購入を検討されている方 […]
2023年6月9日 / 最終更新日 : 2023年6月9日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 古い法律の調べ方。非常に役に立つ、「日本法令索引」 先日、郵便切手について記事を記載しましたが、その中で、明治期に制定された「郵便条例」や昭和20年代の制定直後の「郵便法」を引用しました。 今回、調査にあたり、インターネットで非常に簡単に古い法令を調べることができまし […]
2023年6月9日 / 最終更新日 : 2023年6月9日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 司法試験受験生に向けた、裁判例の読み方、勉強の仕方をご紹介します。 この記事は、司法試験受験生に向けた記事となります。 最近、重要判例解説、いわゆる重判を読む機会がありました。久しぶりに業務と関係ない裁判例にあたって細かく検討し、司法試験受験生の頃のことを色々と思いだしました。 私 […]
2023年6月7日 / 最終更新日 : 2023年6月7日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 離婚原因として主張される「悪意の遺棄」の判断について、裁判例をご紹介します。別居を考えられている方は是非ご覧ください。 離婚について御相談を受けていると、しばしば、「悪意の遺棄」にあたるかどうか心配で別居ができない、とご相談されることがあります。 実際、インターネットの記事の中には、悪意の遺棄について簡単にまとめすぎていたり、内容が不 […]
2023年4月11日 / 最終更新日 : 2023年4月11日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ はやりのChatGPTを弁護士が試してみた。 最近、ChatGPTが話題になっています。ChatGPTとは、質問などに対してAIが答えるオンラインの対話サービスで、無料登録すればだれでも使えるようです(有料プランもあるようです)。 早速ですので、私の方でも登録し […]
2023年4月5日 / 最終更新日 : 2023年7月14日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 裁判所に納める郵便切手、なぜ予納「郵券」と呼ぶの?「郵券」という用語の根拠を知ろうとしたら、意外なことに・・・。 離婚事件にあたり、離婚調停を起こす際には、裁判所に、裁判を起こす手数料として収入印紙を、裁判所が郵送等に使う費用として郵便切手を納めます。 この際、弁護士業界を中心に、裁判所へ納める郵便切手を、(予納)郵券という言い […]
2023年3月18日 / 最終更新日 : 2023年3月18日 あいなかま法律事務所 弁護士中村正樹のあいなかまブログ 越境した枝の削除に関する民法の改正についてご説明します。 民法の規定の改正により、令和5年4月から、隣の土地に生えている木からはみ出してきた枝を、適切な手続きの元で、裁判を経ずに切っていいことになるそうですので、ご紹介します。 この改正を見たとき、昔聞いた法律に関する小ネ […]
2023年3月13日 / 最終更新日 : 2023年3月13日 あいなかま法律事務所 お役立ち情報 裁判例から知る不貞行為の証拠の見方。メールなどのやり取りから立証が難しいとされる理由をご説明します。 この記事では、不貞行為の有無が争われた比較的最近の裁判例をご紹介します。 メールの証拠を、どのように判断すればいいのか、という点で、非常に参考になると思います。 事案の概要 (刊行されている裁判例ですが、プライバシ […]