【解決事例】モラハラ離婚|夫が居住する自宅を売却し財産分与に成功|40代女性のケース
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はじめに
モラハラ被害による離婚、特に「相手方が居住する自宅不動産の財産分与」は、交渉が難航しやすい問題です。今回は、40代女性からご依頼をいただき、夫との離婚に際し、協議による円満解決を実現したケースをご紹介します。
事案の概要
依頼者・相手方の情報
- 依頼者:女性(40代・妻)
- 相手方:男性(40代・夫)
主な争点
- モラルハラスメント(モラハラ)
- 財産分与(自宅マンションの売却問題)
- 子どもの生活環境(親権、面会交流)
ご相談時の状況
離婚を検討した背景
依頼者様は、結婚生活中に受けたモラハラにより精神的に疲弊し、離婚を検討するようになりました。
離婚にあたり、別居する際に子どもの今後と、自宅不動産の扱い、そもそも協議自体が可能かということに大きな不安を抱えていました。
別居と子どもに関する配慮
別居に際し、子どもとの関係性を重視し、慎重な説明と対応を行った結果、子どもを連れて別居することに成功しました。
当事務所の対応
別居前からの相談
- モラハラに関する事情をお伺いし、事件の見通しを含めて丁寧に説明
- 離婚後の生活設計支援
- 面会交流方針の事前策定
- 相手方との協議にあたって、相手方の性格やタイプなどを十分に確認
相手方への冷静かつ戦略的対応
相手方が神経質な性格であることを踏まえ、疑念を持たせないよう慎重に説明・対応し、不要な対立を回避しました。
財産分与に向けた売却交渉
相手方が居住中のマンションについても、現実的かつ合理的な説明により、売却と分配に同意を得ることに成功しました。
解決結果
協議離婚の成立
- 弁護士を介した協議により、短期間で離婚が成立しました。
自宅売却と財産分与の実現
- 相手方の退去とマンション売却が完了し、公平な財産分与が達成されました。
面会交流の円滑な運用
- 当方が親権を得た上で、離婚後も、相手方と子どもとの面会交流はトラブルなく継続されています。
本件のポイント
難易度の高い離婚協議を短期間で解決
モラハラ離婚かつ財産分与問題(自宅売却)というハードルの高い案件でしたが、相手方の性格を踏まえた丁寧な交渉により、円満な協議解決を実現しました。
モラハラ離婚・財産分与でお悩みの方へ
同様にモラハラや財産分与問題でお悩みの方は、弁護士への早期相談が非常に重要です。
経験豊富な弁護士が、事前準備から戦略立案まで一貫してサポートいたします。
【まとめ】
✅ モラハラ離婚でも冷静な対応と戦略が重要
✅ 相手方が居住する不動産の売却も可能
✅ 子どもとの面会交流を大切にした解決方法がある