離婚相談にかかる費用と無料相談の範囲とは?
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離婚を考えたとき、「まず何から始めればいいのか」「弁護士に相談したいけれど、費用が心配」と感じている方は多いのではないでしょうか。この記事では、無料相談の範囲やその活用方法、そして相談を有意義にするためのポイントについて、当事務所の方針を交えながらご説明いたします。
離婚相談が「無料」でできる時代に
無料相談はいつ頃から始まった?
かつては「弁護士相談=高額」というイメージが強かったかもしれません。しかし、ここ20年ほどで法律相談のハードルは下がり、今では多くの事務所が初回無料相談を導入しています。離婚問題は時間が経つほど対応が難しくなることもあり、早期の相談を後押しする意味でも「まずは無料で」という仕組みが広がってきました。
無料相談の典型的な条件と制限(時間・回数・初回限定 など)
弊事務所では、無料相談は初回のみ1時間までとさせていただいております。多くの事務所でも「初回30分~60分無料」といった条件が設けられていることが一般的です。
無料相談で「どこまで聞けるのか」―弊事務所の場合
離婚しようかどうか迷っている
「本当に離婚すべきか、まだ迷っていて…」という段階でも大丈夫です。法的な観点から離婚の可否を整理したり、これから考えるべきポイントを一緒に確認することが可能です。
相手が離婚に応じてくれず、これからの進め方がわからない
話し合いが難航している場合、「調停」という手段も含めて法的な選択肢をご案内します。今後どう動くべきか、手順と注意点を具体的にお伝えいたします。
相手が出て行ってしまい、弁護士から通知が来た
突然通知書が届くと不安になるものです。内容を拝見したうえで、対応の仕方やリスクについて丁寧にご説明いたします。早めにご相談いただくことで、余計なトラブルを防ぐことができます。
無料相談では対応が難しいケースとは
書面の作成(離婚協議書、調停申立書など)
法的な文書の作成については、無料相談の対象外となります。個別の事情を踏まえた条項の検討が必要であり、これは有料でのご依頼をお願いしております。
多くの資料を確認した上での具体的な試算(財産分与などの試算)
資料を精査したうえでの詳細な財産評価や、相手方の書面に対する具体的な反論のご相談なども、無料相談の枠では対応が難しい内容となります。これらは法的・実務的な判断を伴うため、正式な受任後に対応させていただきます。
相談を有意義にするための準備事項
持参資料(LINE、財産資料など)
限られた時間の中でより有意義な相談にするため、関係資料があれば、事前にご用意いただくとスムーズです。相手方とのやり取りがわかるLINE等、財産分与にご関心がある場合には財産に関する資料やメモ、不貞に関するご相談であれば不貞の証拠等があると有効です。
時系列メモ
できごとの流れを時系列で簡単にまとめたメモをお持ちいただけると、事実関係の整理が早く進みます。
事前に考えておきたい質問リストと優先順位
「これだけは聞きたい」という質問を事前にメモしておくと、限られた相談時間を有効に使えます。漠然とした不安でも構いませんので、気になることはぜひお伝えください。
弁護士選びで「費用面」をどう比較するか
料金表の有無・説明の明確さを確認
無料相談では解決できない場合には、実際に依頼することとなりますが、その際にやはり気になるのが費用です。事前に料金表が明示されているか、説明が丁寧かどうかも重要な判断材料です。
「安さ」よりも「信頼できる対応」重視のすすめ
費用はもちろん気になるところですが、弁護士との信頼関係が築けるかどうかも大切です。初回の相談での印象を大切にされるとよいでしょう。
その分野に詳しいか
個々の弁護士でこれまで主に取り扱ってきた事件は異なります。そのため、同じような内容を質問されても、どこまで具体的な回答が返ってくるか、経験に基づくものかなど弁護士ごとに千差万別です。弁護士と話をして、その分野に詳しく、また説明がわかりやすい弁護士に依頼することも大切です。

まとめ|不安な費用こそ、事前相談でクリアに
まずは無料相談を活用して、見積を得るのが第一歩
離婚問題は、誰にとっても大きな決断です。不安を抱えたまま進むよりも、専門家の視点で現状を整理するだけでも大きな前進になります。無料相談を活用して、今後の方針と費用の見通しをつけてみてください。
不明点は遠慮せずに質問を――「相談できるか不安」を乗り越えるには
「こんなことを聞いていいのかな」と思うようなことでも、私たちは真摯にお答えします。悩んでいるだけでは前に進めないからこそ、まずは一歩、踏み出してみてください。お電話でのご予約をお待ちしております。
※本記事は生成AIを活用し、弁護士中村正樹による監修のもと作成しています。